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携帯電話向けのアプリ版も提供が予定されており、PC版との連動が大きな特徴となっている。 興味のあるキーワードを登録しておけば、それに関する記事を自動的にニュースやブログから集めてくれるクリッピング機能も搭載されている。
「M」は、携帯電話に対応している180万以上のブログやRSS情報を常時収集して、携帯電話向けのサイトを検索できるアグリゲーション機能に加えて、ブラウザ型のRSSリーダー機能を持っている。 携帯電話で表示ができないRSSについては、「jブラウザWEB」と連携して閲覧できる。
モバイルインターネットはRSSは今後のモバイルインターネットのナビゲーション構造を大きく変えると予想されるが、PCインターネットとは異なり、店舗などのリアル情報のフィードも含めたシンジケーションが起こる可能性もある。 最後にこうしたRSSがもたらすインパクトについて考察を行う。
コンテンツシンジケーションとは、これまでのようなサイト単位ではなく、記事やコンテンツといった単位での情報の集約(シンジケーション)を指す。 例えば、これまで複数の携帯サイトの情報をブックマークから個別にアクセスしていたものが、情報が集約された携帯サイトを見ることで一度のアクセスですむ。
携帯電話はニッチタイムでの利用が中心であるため、このように一度のアクセスですむ。 ウェブサイトの枠を超えてコンテンツ流通を促すための技術。
これまでブックマークなどから複数の携帯サイトに個別にアクセスして得ていた情報が、シンジケーション(情報が集約)された携帯サイトを見ることで、一度のアクセスですむ。 情報提供業者が電話網を介して有料情報サービスを提供し、Nが情報料を情報提供業者に代わって回収するというサービス。
情報を提供する電話番号が「0990」で始まるのが特徴。 コンテンツシンジケーションは非公式サイトから起こるキャリアが承認する公式サイトでは、リンク構造が制限されることが多い。

例えば、公式サイトからキャリアが承認しない非公式サイト(勝手サイト)へのリンクができない、あるいは公式サイト間でも自由にリンクすることが制限されるなどであるが、インターネットの基本理念から考えると驚くべきことでも、モバイルインターネットの世界ではもはや当たり前となっていることである。 こうした制限を設ける理由として、携帯電話が広く一般的に利用される公共のサービスであるということがよく言われるが、もちろんそれだけではなく、かつてNが「D」を提供した際に、未成年による出会い系サービスなどの利用が社会問題化したことなども影を落としているものと思われる。
モバイルインターネットがいつまでもこのような閉鎖的な構造になっていると、市場は競争原理に基づいた健全な成長をすることができなくなる。 それゆえ、総務省がキャリアに働きかけ、オープン化・自由化を迫っているが、いまだ大きな進展は見られていない。
PCインターネットの世界では、すでにWeb2.0の世代となっており、モバイルインターネットにも近い将来、構造改変の波が押し寄せてくるのは間違いないが、その流れはまず、公式サイトではなく非公式サイトを中心としたRSSによるコンテンツシンジケーションから起こるはずである。 なぜなら、サイト間のコンテンツシンジケーションが自由に行われるからだ。
また、Nが発表しているI利用状況の統計を見ても、2005年9月の時点で、FOMAユーザーの公式サイトと非公式サイトのアクセス比率は29%と71%であり、非公式サイトへのアクセス比率が圧倒的に高い。 この傾向はますます顕著になるだろう。
従って、非公式サイトにおける集約サイト、あるいはリーダーの位置づけが非常に重要になると予想される。 RSSによって公式サイトのアクセスの流れが変わるサイト単位や月額単位での少額課金を中心に発展してきたモバイルコンテンツビジネスにおいて、これまで、公式サイト誘導の大半はキャリアのポータルメニューからのアクセスであった。
利用者は、ポータルメニューから、カテゴリーごとのディレクトリ型ナビゲーションに沿って各サイトのトップページにアクセスし、無料のサンプルページなどを利用したりしながら、サイト単位での月額料金を支払って、いわゆる有料コンテンツを利用したり、ニッチタイムに情報を閲覧したりしていた。 しかし、非公式サイトのコンテンツシンジケーションが活発化し、その結果RSSリーダーが普及し始めれば、公式サイトがRSSを提供し始めるようになる。
つまり、これまでのキャリアのポータルサイトからのアクセスに加えて、非公式サイトやリーダーに取り込まれたRSS経由での新しいアクセスがなされることになる。 RSS経由のアクセスでは、その内容に対応している個別のページに誘導される。

これまでの携帯サイトでは、トップページの下層に有料会員限定のページを作り、そこへのアクセス権としてコンテンツに課金を行うことが多かったが、RSSを活用すれば、例えば、会員限定ではないページにRSS経由のアクセスを誘導する仕掛けをつくることで、新しいサイトへの導線を作るといった方法も可能となるだろう。 そして、公式サイトのRSS配信が普及すれば、非公式サイトにおける集約サイトの位置づけがますます大きくなる。
なぜなら、キャリアのポータルメニューでは通常公式サイト間のリンクも制限されるため、集約サイトは個別に購読、受信していた携帯のメールマガジンも、携帯サイトでRSSが配信されるようになれば、−度に集めて見ることができる。 従来パーソナライズ非公式サイトでしか提供できないからである。あるいは、キャリアによっては独自に公式の集約サイトを用意することも考えられるが、その場合、既存のポータルメニューの構造を大きく変えることになるだろう。
いずれにせよ公式サイトのアクセスの流れはRSSによって大きく変わっていくことは間違いない。 消費行動の仮説の項目でも解説したとおり、携帯電話という個人メディアを対象にビジネスを営むにあたって、パーソナライズは重要な要素のひとつである。
今後、RSSが普及することで、サイト単位だけでなくコンテンツ、記事単位での集約が可能となり、パーソナライズが進むと予想される。 例えば、これまでは複数の携帯のメールマガジンを個々に購読、受信していたものが、携帯サイトでRSSが配信されるようになれば、最近更新された携帯サイトの情報を一度に集めて見ることが比較的容易になる。
特定分野に絞ったRSS検索、比較系サイトの出現複数の携帯サイトのRSSを集約し、利用者に合わせた形で加工することで専門ポータルサイトを形成することもできる。 例えば、C検索、C検索、待受画像検索、求人検索、不動産検索、旅行宿検索などさまざまな検索、比較サイトが考えられる。
これは現在の携帯サイトと比べて、更新情報などを集約することで、即時性が高い携帯電話ならでは利便性があると考えられる。 ただし、単純にRSSを収集し、検索できるようにしただけでは差別化ができないために、そういったサービスを展開するには付加価値をつける必要があるだろう。
「T」は、Nが提供するIのF端末(おサイフケータイ)向けの新機能で、9の端末から対応している。

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